五條東中学校
事業実施報告書1.はじめに
今年度(平成20年度)も図書支援員を派遣してもらえることになり、早速5月から週1回の割合で図書室で仕事をしていただくことにした。
昨年度を振り返ってみると、図書支援員に入ってもらうのが初めての試みだったため、はじめのうちは何をしてもらったらいいのか、 学校側も頭を悩ませたりもしたが、いざ仕事に入ってもらうと、図書の整理、図書室の掲示物作りなど、様々な面で助けていただくことが多かった。
引き続いて今年度も図書支援員の派遣があったことは、図書室の運営上、大きなメリットがあった。
図書館の貸出の様子
2.活用概要
本校では図書支援員の仕事として、
@図書の整理
A図書の貸出と返却
B掲示物づくり
を主に行ってもらうことにした。
@は、図書室の蔵書を日本十進分類法に基づいて棚ごとに整理する、破損した本を修繕する。
お勧めの本を目につきやすい所にブックスタンドを使って陳列する、などである。
Aは、週1回(原則木曜日)の本の貸出日に、図書委員とともに本の貸出・返却業務を行ってもらった。
作成した掲示物
Bは、図書室内外の、図書に関する情報発信として、お勧めの本、入荷した本の一覧、 五條高校図書館の一般開放情報など、様々な情報を掲示物という形で提供してもらった。
3.成果と課題
図書支援員が今年度も派遣され、図書室の業務を行ってもらったことは、教師の負担軽減と、図書室の設備を整えるという面で、非常に大きな成果があった。
一方の課題としては、図書支援員の派遣がなくなった後、支援員が行ってくれていた図書室業務のレベルをどの程度保っていけるのか、という問題がある。