西吉野中学校
事業実施報告書1 はじめに(学校の概要)
本校は、平成16年4月1日西吉野村の二つの中学校が統合され、 さらに平成17年9月には市町村合併により、新生五條市立となった。 1学年1学級、生徒数84名の小規模校で、ほとんどの生徒がスクールバスでの登下校である。 統合当初から始めた全校一斉の朝の読書も5年目を迎え、学校全体が集中した静かな時間をもつことができるようになってきた。
2.活用概要(活用実践、活動内容、その他)
- @ 図書だよりの発行
- 毎月1回新着本や話題の図書の紹介、図書委員会からの「おすすめ本」の紹介、図書室の利用状況・季節の話題などを載せている。 また、読書の大切さも呼びかけている。
- A 図書委員会の活動
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- 朝と昼休みの貸出、返却
- 書架の整理
- 図書だよりの「おすすめ本」の紹介文作成
- B「リクエストカード」
- 生徒が読みたい本を記入し、図書室に設置した箱に入れるシステムで、生徒の声を直接図書の購入に生かしている。
3.全校一斉の読書活動
毎朝、8時15分〜8時25分までの10分間、全校が読書の時間を過ごしている。
統合以来5年目の活動となり、生徒達は家から持ってきた本や図書館の本を準備して、静かに読書に励んでいる
4.ボランティアの活用状況
カッキークラブの方たちが、学期に1回程度の読み聞かせを行ってくれている。 各学年約1時間、詩や物語などいろいろなジャンルの本の紹介なども含めて、楽しい時間をもつことができ、喜んでいる。 現在の3年生が1年生の時から始まったもので、生徒たちも心待ちにしている
5.図書館支援員の活動
新書の登録、本の修繕、整理、図書カード作成、図書だより発行など多岐に渡って支援していただいた。
生徒との交流もスムーズで、本当に有難い存在である。