学校長あいさつ

「入学式に寄せて」
 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。
五條西中学校は君たちを心から歓迎します。
 保護者の皆様、お子様のご入学おめでとうございます。
 在校生の皆さん、新入生が気持ちよく入学できるための、心を込めた式場作りを
ありがとうございました。
 ご来賓の皆様、本日のご臨席に心より感謝申し上げます。
 春を彩る桜の花に迎えられ、今日の入学式を挙行できたことを心より喜んでいます。
さて、新入生の皆さん、先輩の諸君、人に対して「感謝の気持ち」を表そうということは、
今までに何度も聞いたことがあると思います。
具体的に言葉で言うと、「ありがとう」ということです。
「ありがとう」は「奇跡の言葉」と言われています。
では「ありがとう」と口に出すとどうなるのか。
皆さん、一度「ありがとう」と言った時や、言われた時のことを思い出してみてください。
なぜ「奇跡の言葉」と言われているのでしょうか。
それは、
   ・「ありがとう」を伝えた相手に敬意を込めている
   ・相手の人との距離がぐっと近くなる
   ・「ありがとう」と言った自分自身に謙虚さが芽生える
   ・ゆえに言った人も言われた人も、ともに元気が出る、勇気を感じる
さらに「ありがとう」は「非暴力の真髄である」という人さえいます。
良い出来事があって、幸せを感じたから感謝する以上に、「感謝するから幸せになる」
ともいえるのだと思います。
 では逆に「ありがとう」と素直に口に出せない時は、どういう時でしょうか。
それはある意味で「自分の成長が止まっている時」といえるのではないでしょうか。
成長している時は、他人や自分の良いところ、すごいところが見えてきます。
しかし成長が止まると、人や自分の欠点ばかりが目につくようになってしまうからです。
「こんなこと当たり前」だから「感謝の気持ちももたない」という心ではなく、
当たり前、と思っていたことにも感謝の気持ちをもちたいですね。
病気になって初めて健康が当たり前ではなく、ありがたいことだと気づくこともあります。
 全校生の皆さん、今日から家族や友達、近所の方、先生方に、しっかり目を見ながら
「ありがとう」と言ってみてください。
それを続けることで、自分自身の心がどう変化するのかを自分で体験してください。
そう心がけた毎日を過ごす限り、小学校から引き続き「良き大人への成長」をめざす五條西中学校は、
永遠に、明るい、光に満ちた未来が望める学校にしていけるものと確信します。
一人一人が「ありがとう」の言葉を大切に、新しい年度を出発していきたいと思います。
 おうちの方、地域の方々、先生方は、新しい「チームメイト」が加わった君たちを注目しています。
楽しみにしています。
どうか、まずは今年1年、頑張ってください。
そして、「チーム西中」として共に前進していきましょう。

                         平成31年4月10日  五條西中学校 校長 西岡康洋