6年生の総合学習

プログラミング教育

 平成29年度「創意工夫を生かした特色ある学校づくり」支援事業の指定を受け、阪合部小学校では、新学習指導要領(平成32年度施行)で明示されているプログラミング教育について取り組むことにしました。プログラミング教育とは、各学年に応じたプログラミング的思考(論理的思考の「見える化」)を育むもので、決して難しいものではありません。本校では、すでにTV会議システムやタブレットを使った野原小学校とのICT協働学習に3年前から取り組んでおり、そうした環境をもつ学校は県内でもまだまだ少ないものです。
 今年度の目標は、以下のようなものを掲げ、1月24日には県教委・市教委から指導主事も迎え、公開授業を行いました。
○ 6年生では、「レゴR マインドストームR EV3」を自由にプログラミングして動作できることを最終目標とし、総合的な学習の時間を活用して授業モデルや年間計画を立てる。
○ 探究的な学習の過程において、コンピュータや情報通信ネットワークなどを児童たちに適切かつ効果的にどう活用させるか、職員研修等で教師間のスキルを高めていく。
 県指導主事からは、「小学校のプログラミング教育では、現時点で最先端の内容であり、一方で、他校から評価されにくいものである。したがって、自校の取組に自信を持ちながら内容を取捨選択し、よりよい授業モデルを作ってほしい」というようなお言葉をいただきました。
 授業の模様は、先に紹介した奈良テレビやFM五條の番組でも紹介されました。

作戦会議  
タブレットを使ってプログラミング  
ペッパーにもプログラミング  

中遺跡の人々の生活を探ろ「土器の野焼きに挑戦」

 6年生の総合学習では、平成28年度に引き続き、ふるさと学習「中遺跡の人々の生活を探ろう」にも取り組みました。昨年度は、竪穴住居を復元しましたが、今年は、中遺跡から多数出土している弥生土器をモデルに土器づくりに挑戦しました。野焼きは、温度調整が難しく、部分的に割れてしまう土器もありました。そんなに分厚くない弥生土器を上手に焼き上げている中遺跡の人々の技術に、あらためて驚きました。

 
粘土を紐状にして積み重ねていきます   ドキドキの火入れ
 
大丈夫かなあと心配顔   約2時間で完成です

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