北宇智小学校は、五條市の北東部に位置した町にあります。現在の校舎は、金剛山の麓に広がる丘陵地の「引きの山」を切り拓いて建てられました。引きの山の一部が学校敷地内に残っているため、四季折々の花々が楽しめます。また、高台にあるため南側の展望が良く、大峰山系の雄姿が望め、振り返れば金剛山が眼前に迫っています。
■ 沿革(抜粋)
明治7年(1874)福徳寺に修有舎を創立したのが、北宇智小学校のはじまり。
大正15年(1926)現在の北宇智保育所の所に新築移転。
昭和20年(1945)8月8日、空襲により校舎損壊。教員、児童あわせて3人が
死亡し、重軽傷者多数。
昭和54年(1979)現在の地に、新校舎完成。
昭和58年(1983)この年から5年間にわたり、県健康教育優良学校優秀校3回
特別賞1回、全日本健康教育優良学校優秀校1回、優良校
1回受賞。文部省指定体力づくり推進校を3年間受けるなど
、健康・体力向上の取り組みの先進校となった。
昭和61年(1986)中国開封市曹門大街小学校と姉妹校締結。10周年の平成8年
に本校の児童、教員代表が訪中。その後も児童の絵画や習字
などの作品を送るなどして交流を深めた。
平成 2年(1990)県大和路花いっぱいコンクール優秀賞受賞。この後も最優
秀賞、優良賞、特別奨励賞を各1回受賞するなど、環境美
化にも力を注いだ。
平成 5年(1993)十津川村二村小学校との交流を続けたり、「北宇智子ども
郵便局」郵政大臣表彰、近畿郵政局長賞を受賞したりする
など、幅広い教育活動を展開してきた。
平成27年(2015)イギリス・ガミネド小学校とインターネットを通じて交流。
「ウエールズの
風」と題した合作曲を子どもたちの手でつくり、
県や市の音楽会で披露した。
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