五條市立西吉野中学校

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学校長挨拶


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  本校は、平成16年4月、西吉野村立西吉野中学校と西吉野村立白銀北中学校が統合し開校しました。9月に新校舎に移り、平成17年の市町村合併により五條市立西吉野中学校となりました。更に平成23年9月におこった紀伊半島大水害により被災した五條市立大塔中学校が平成24年より西吉野中学校を仮校舎とし、西吉野町・大塔町の生徒が共に学ぶ新たな歴史を刻むことになりました。
 生徒数減少の中、保護者や地域の皆様方のご支援・ご協力を頂きながら、幼稚園、小学校・中学校が連携しながら教育活動を展開し、12年間で「志をもち、夢をかなえることのできる生徒を育てる」という認識を共有し、教育方針の共通化を図り、地域を誇りに思い、地域を愛し、地域や社会に貢献できる生徒の育成を目指し、子ども達の活発な交流を図っております。

中学校の3年間は、様々な教育活動をとおし、基礎的・基本的な力をつけ、これらを活用して課題を解決するために必要な力を身につけ、主体的にあらゆる活動に取り組む態度を育て、生徒たちに将来を展望した「生きる力」をつける時期です。
 そのためにも、小中共通の学校教育目標である「豊かな心を育み、自ら学び、やり抜く生徒の育成」や、本校の学校運営方針である「来てよかった、明日も行こう・行きたいと言える学校」を念頭に入れ日々の教育活動を推進していきたいと思っおります。

 開校当初全校89名在籍していた生徒も減少の一途をたどり、本年度は24名まで減少しました。五條市学校適正化基本計画により、本校は令和2年3月末をもって閉校し、五條中学校・野原中学校と統合することが決定し、3つの中学校の統合に向けて準備を進めているところです。

 また、令和2年3月31日に本校は閉校を迎えることになります。本校が誕生した平成16年は、最後の卒業生となる現3年生(9名)が誕生した年でした。平成31年3月までの卒業生が322名、閉校時で331名になり、在校生の1年生11名・2年生4名を加えて346名の生徒がこの校舎、体育館、運動場で学んだ事になります。本校の最後を迎えるにあたって令和2年3月22日(日曜日)に閉校式を予定しております。

 最後に平成の時代が終わり、5月から令和となり「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育ち、梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように。」と新しい時代を迎えますが、この1年は、西吉野中学校を閉じ、新しい五條中学校に向かい大変慌ただしい1年になりますが、皆様方のご支援をいただきながら教職員と生徒が一丸となってこの1年を乗り切っていきたいと思います。今後とも、本校教育の推進に、ご理解とご支援をどうぞよろしくお願い致します。

                   学校長 小林 良樹


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