古代エジプトの女性の服装は、早い時期から現代でも通用できるようなシースドレス(鞘型ドレス)と呼ばれる筒型のワンピースを着ていました。庶民の女性もささやかな飾りを所持していて、化粧もしていました。エジプトでは、妻が自由に使える財産を持っていることが多く、男性の所有物ではなく、一個人として扱われていたため、後のギリシャの女性に比べ、かなりのびのびとおしゃれを楽しむことができたそうです。
古代エジプトの女性の服装についてです。
 古代エジプトの男性の服装は、基本的に腰帯の前に布を垂らした、恥部覆いの上から、1枚の布を腰に巻き付けるだけのシンプルなものでした。
 エジプト人にとって赤銅色の皮膚は、黒褐色や黄褐色の皮膚を持つ、近隣の民族と自分達を区別する象徴であり、イスラム教の禁欲的な考えが持ち込まれるまで、肌を露出することは、むしろ誇りでした。髪の毛は剃り上げていて、気温の高い環境下でも、衛生的でした。
服装
 世界最古の紡ぎ機は、円盤の上に紡錘を設置して回しながら糸を撚ったものです。共に発掘された亜麻の布の残骸から、当時の布はおそらく樹に経糸をつるし手で横糸を編み込んだものと考えられています。
 そして、現存最古の織物とされる、亜麻の棺を覆い、現存最古の衣服とされるタルカンで発掘された、第一王朝の優美な亜麻のチュニックなども、エジプト文明の栄華を今に伝えるものです。
 世界最古の紡ぎ機は、エジプトのファユム湖畔で発見されたもので、少なくとも紀元前5000年頃から エジプトには糸を紡ぐ技術があったことがわかります。
歴史
エジプトの民族衣装について
古代エジプトの男性の服装についてです。















































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